初めまして!大阪・高槻市にある『結婚相談所ライトマリッジ』(2010年設立)の代表を務めております、武田麻希と申します。
縁あって大阪・茨木市で新たにLGBTQ+専門の結婚相談所『LIGHT MARRIAGE ALLY(ライトマリッジ アライ)』を開業しました。
代表カウンセラー/武田 麻希
仲人歴10年
ALLY(アライ)とは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーなど、性的マイノリティの人達を理解し支援する人達のこと、またはその考え方を指します。
ライトマリッジ アライは、真剣にLGBTQ+対象の生涯パートナーをお探しの方をサポートする『LGBTQ+専門の結婚相談所(※)』です。『一般社団法人日本LGBTサポート協会』の全国ネットワークを活用するので、全国のLGBTQ+の方を対象にお相手探しが可能です。
(※)現在日本では法律的に同性婚が認められておりませんが、イメージしていただきやすいよう「結婚相談所」と記載しております
日本にもかつては一夫多妻制が認められている時代がありました。今では信じられないですよね。
また、皆さんも一度は「親が決めた相手との政略結婚」的なドラマや漫画を見た事があるのではないでしょうか。今の時代でもそのような結婚は存在していますが、多くの人が「自分の意志で結婚相手」を、「男性も女性も対等な結婚」を、さらには「結婚そのものをする・しない」までを選べるようになりました。
『婚姻の在り方は時代と共に変化している』んですよね。
では今後どうなるのか。私は『ジェンダーレスな婚姻』だと考えています(そういう世の中になって欲しい!)。
考えてみれば私の周りにもLGBTQ+の知人が居て出逢いを求めている!真剣に生涯パートナーを探している方が居ます。
近年は随分と多様化が認知・許容されるようにもなりました。
ですが、異性のパートナーを探す結婚相談所は山ほどあるのに、同性のパートナーを探す・トランスジェンダーの方が利用できる結婚相談所はほとんど無い。
全てのセクシュアルティの方が自由に誰とでも結婚ができる時代に向けて、早く世の中の意識が変わって欲しいと考えています。
そこで知ったのが、LGBTQ+の方のご縁結びをする結婚相談所(仲人)の集まりである『一般社団法人日本LGBTサポート協会』の存在です。
協会の代表理事を務めている方がたまたま知っている仲人さんで、協会立ち上げの際の熱い思いを伺って深く共感し、直ぐに加盟を決意しました。
性的マイノリティ(LGBT等)の方は『日本人口の約10人に1人』居るといわれおり、それは『AB型や左利きの方と同じ位の割合』です。
「え!?そんなに居るの!?」「嘘だ!知らない!」と思いませんか?
気が付いていない、もしくは気が付かれないように隠しているだけで、LGBTQ+は身近な存在です。
これを読んでくれているあなたは、どうですか?
私の周りには性的マイノリティの友人・知人が居ます。中でも従弟(いとこ)との忘れられない思い出があります。
従弟(いとこ)は性的指向・性自認が男性、いわゆる『ゲイ』です。彼がまだ中学生の頃、社会人だった私は彼がゲイである事を知らず、当時彼が交際していた彼女(いわゆるストレートな女性)と別れた際、理由を尋ねました。
言葉を濁して言いたがらなかったんですよね。でも、何かを言いたそうな、もどかしい表情をしている。その顔が今でも忘れられません。
そして言葉を飲み込んで、苦笑いしながら「言っても理解してもらえんと思う」と。結局その時は理由を教えてくれませんでした。
それから数年後、彼は未成年でゲイである事をカミングアウトしました。その時に初めて、彼がこれまで抱いてきた色んな想いを知りました。あの時教えてくれなかった彼女と別れた理由が判った時でした。
言ってくれればよかったのに!と思いましたが、彼にとってはきっと「怖い・言えない・理解して貰えない」というのが現実の世界だったんだと思います。
自分の人生を自分らしく生きている彼は、自信に満ち溢れていて自由でキラキラしてます!大好きな「歌」を介して、同性愛やセクシュアルマイノリティに対する偏見や差別を無くそうとしている姿は、本当にリスペクトです!
先進国とされている「G7」は、「フランス、米国、英国、ドイツ、日本、イタリア、カナダ」の7ヵ国を指しますが、その中で同性婚が認められていないのは日本とイタリアです。
先進国であるはずの日本は、性的マイノリティ(LGBT等)への理解が乏しい国です。この分野では発展途上国なのかもしれません。
データ出典元:NPO法人 EMA日本
ただ、日本でも『パートナーシップ宣誓制度(※)』が導入され、今や70%以上の人口カバー率となりました。『ジェンダーは平等で自由である』という事が、やっと認められるようになってきました。
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(※)『パートナーシップ制度』とは?
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『各自治体が同性同士のカップルを婚姻に相当する関係と認め証明書を発行する制度』です。ですがこれは、法律上の「婚姻」「結婚」とは異なるもので、法的効力はありません。ただ、公の機関が『同性パートナーの関係』を『婚姻に相当する関係』と認める意義は大きなものです。
データ出典元;NIGI BRIDGE
ライトマリッジ アライがカウンセリングの際に利用する『YOUBA』がある茨木市も、2022年7月に『パートナーシップ宣誓制度』を導入しました。
私の自宅も同じく茨木市ですが、自治会の回覧板で『茨木市立の小中学校で性の多様性に関する取り組み』が実施されている事を知り、2児の母として改めて、ライトマリッジ アライを通して、性的マイノリティの方のご縁組に携わることに身が引き締まる想いです!
今これを読んで下さっているアナタは、どんな気持ちで居ますか?
カミングアウトしたい、既にカミングアウトしている。一生言うつもりは無い、いつかは言いたい。周りに理解して欲しい、本当の自分を知って欲しい。自分が何者であるか判らない、知りたい。同性が好き、私だって僕だって恋がしたい、結婚がしたい、パートナーが欲しい。
性的マイノリティ(LGBT等)の中にも、人それぞれの想いや考えがあり様々です。どのような事でも構いません!先ずはアナタの気持ちを聞かせて下さい!
ライトマリッジ アライは、あなたがあなたらしく自由に生きられる事、あなたに合った生涯のパートナー探しをサポートします!
~当店で活動するにあたって~
周りにカミングアウトする必要はありません